ギターソロを弾いてみたい人が、最初に覚えるのがマイナーペンタトニックスケールです。ロックやブルース、J-POP のギターソロでも、この形がたくさん使われています。
「ペンタ」は5という意味で、5つの音だけでできたスケールです。音が少ないぶん、どの音を弾いてもはずれにくいのが特徴です。
基本の形(キー A、5フレットから)
| 弦 | 押さえるフレット | 指 |
|---|---|---|
| 6弦 | 5・8 | 人差し指・小指 |
| 5弦 | 5・7 | 人差し指・薬指 |
| 4弦 | 5・7 | 人差し指・薬指 |
| 3弦 | 5・7 | 人差し指・薬指 |
| 2弦 | 5・8 | 人差し指・小指 |
| 1弦 | 5・8 | 人差し指・小指 |
覚え方のポイントは、人差し指はずっと5フレットということです。人差し指を5フレットに置いたまま、ほかの指で7フレットか8フレットを押さえます。8フレットになるのは、6弦・2弦・1弦の3本だけです。
指の使い方のコツ
- 1本の指で1つのフレット:5フレット=人差し指、7フレット=薬指、8フレット=小指。中指は使いません
- 人差し指を5フレットから離さない:手の位置が固定されるので、形がくずれません
- 小指が届かないとき:親指をネック裏の真ん中まで下げると、指が開きやすくなります
ルートの音を覚える
A マイナーペンタトニックの「A」の音(ルート)は、6弦5フレット、4弦7フレット、1弦5フレットにあります。3D では色を変えて表示しています。フレーズをルートの音で終えると、落ち着いて聞こえます。
キーを変えるには
形はそのままで、6弦のルートの位置まで、形ごと移動するだけです。
| キー | 人差し指を置くフレット |
|---|---|
| G | 3 |
| A | 5 |
| B | 7 |
| C | 8 |
| D | 10 |
| E | 12(または開放弦を使う形) |
スケール帳では、12個のキーから選ぶと、3Dの手も形ごと移動します。
同じ形で、明るい曲にも使える
実は、A マイナーペンタトニックと C メジャーペンタトニックは、同じ5つの音でできています。そのため、同じ形のまま、キーが C の明るい曲でも使えます。違いは、どの音で終わると落ち着くか(A か C か)だけです。
次のステップ
形を覚えたら、実際にアドリブをしてみましょう。
スケール帳では、この形(ポジション1)のほかに、指板全体の5つのポジションも見られます。♭5 を1つ足したブルーススケールも、同じ形から覚えられます。