B♭m の押さえ方の手順
基本形(x13321)の押さえ方です。
- 人差し指を寝かせて、1フレットの5弦から1弦までをまとめて押さえます(セーハ)。
- 中指で、2弦の2フレットを押さえます。
- 薬指で、4弦の3フレットを押さえます。
- 小指で、3弦の3フレットを押さえます。
- 6弦は鳴らしません(×)。ストロークは5弦から弾き始めます。
B♭m の構成音と響き
B♭m は、B♭(ルート)・D♭(短3度)・F(5度)の3つの音でできています。もとの B♭ の長3度の D を、半音下げて短3度の D♭ にしたコードです。暗く、しっとりした響きになります。
B♭m からの持ち替えのコツ
B♭m とよく一緒に使うコードへの持ち替えです。動かさなくていい指を残すと、速く持ち替えられます。
- B♭m → D♭:B♭m と D♭ は共通して押さえる場所がないので、D♭ の形を空中で作ってから、指をまとめて弦に下ろします。
- B♭m → E♭m:中指は同じ2フレットのまま、2弦から1弦へ1本ずらします。薬指は同じ3フレットのまま、4弦から3弦へ1本ずらします。人差し指は4弦1フレットへ移します。小指は2弦4フレットへ移します。
- B♭m → Fm:人差し指(1フレットのセーハ)は動かさずに、押さえたまま持ち替えられます。薬指は同じ3フレットのまま、4弦から5弦へ1本ずらします。小指は同じ3フレットのまま、3弦から4弦へ1本ずらします。中指は離します。
B♭m と似たコードとの違い
- B♭m と B♭:違うのは1音だけです。B♭m の D♭ が、B♭ では D になります。B♭m は暗く、しっとりした響き、B♭ は明るく安定した響きです。
- B♭m と B♭m7:B♭m7 は B♭m に A♭ を足したコードです。B♭m は暗く、しっとりした響き、B♭m7 はマイナーより柔らかく、落ち着いた響きです。
B♭m の簡単な代わりの押さえ方
セーハがつらいときは、6弦と5弦を鳴らさずに、4〜1弦だけを押さえる形(xx3321)で弾けます。
- 人差し指で、1弦の1フレットを押さえます。
- 中指で、2弦の2フレットを押さえます。
- 薬指で、4弦の3フレットを押さえます。
- 小指で、3弦の3フレットを押さえます。
- 6弦・5弦は鳴らしません(×)。ストロークは4弦から弾き始めます。
いちばん低い音が5度の F(4弦)になるので、ルートが低く鳴る基本形より少し軽く、不安定に聞こえます。低い弦の音が減るぶん、全体に軽い響きになります。弾き語りでも、ほかの楽器がベースを弾いている曲なら、違いはほとんど気になりません。