A♭m の押さえ方の手順
基本形(466444)の押さえ方です。
- 人差し指を寝かせて、4フレットの6弦から1弦までをまとめて押さえます(セーハ)。
- 薬指で、5弦の6フレットを押さえます。
- 小指で、4弦の6フレットを押さえます。
A♭m の構成音と響き
A♭m は、A♭(ルート)・B(短3度)・E♭(5度)の3つの音でできています。もとの A♭ の長3度の C を、半音下げて短3度の B にしたコードです。暗く、しっとりした響きになります。
A♭m からの持ち替えのコツ
A♭m とよく一緒に使うコードへの持ち替えです。動かさなくていい指を残すと、速く持ち替えられます。
- A♭m → B:3弦・2弦の4フレットは同じ場所ですが、押さえる指が人差し指から薬指に変わります。ほかの指は、B の形を空中で作ってから、指をまとめて弦に下ろします。
- A♭m → D♭m:人差し指(4フレットのセーハ)は動かさずに、押さえたまま持ち替えられます。薬指は同じ6フレットのまま、5弦から4弦へ1本ずらします。小指は同じ6フレットのまま、4弦から3弦へ1本ずらします。中指で2弦5フレットを新しく押さえます。
- A♭m → E♭m:2弦の4フレットは同じ場所ですが、押さえる指が人差し指から小指に変わります。ほかの指は、E♭m の形を空中で作ってから、指をまとめて弦に下ろします。
A♭m と似たコードとの違い
- A♭m と A♭:違うのは1音だけです。A♭m の B が、A♭ では C になります。A♭m は暗く、しっとりした響き、A♭ は明るく安定した響きです。
- A♭m と A♭m7:A♭m7 は A♭m に G♭ を足したコードです。A♭m は暗く、しっとりした響き、A♭m7 はマイナーより柔らかく、落ち着いた響きです。
A♭m の簡単な代わりの押さえ方
セーハがつらいときは、6弦と5弦を鳴らさずに、4〜1弦だけを押さえる形(xx6444)で弾けます。
- 人差し指を寝かせて、4フレットの3弦から1弦までをまとめて押さえます(セーハ)。
- 中指で、4弦の6フレットを押さえます。
- 6弦・5弦は鳴らしません(×)。ストロークは4弦から弾き始めます。
いちばん低い音はルートの A♭(4弦)なので、A♭m の響きはそのまま保てます。低い弦の音が減るぶん、全体に軽い響きになります。弾き語りでも、ほかの楽器がベースを弾いている曲なら、違いはほとんど気になりません。