A11 の押さえ方の手順
基本形(5x5433)の押さえ方です。
- 人差し指を寝かせて、3フレットの2弦から1弦までをまとめて押さえます(セーハ)。
- 中指で、3弦の4フレットを押さえます。
- 薬指で、6弦の5フレットを押さえます。
- 小指で、4弦の5フレットを押さえます。
- 5弦は鳴らしません(×)。隣の弦を押さえる指の腹で軽く触れて、音を止めます。
A11 の構成音と響き
A11 は、A(ルート)・B(9度)・D(11度)・G(短7度)の4つの音でできています。もとの A7 と比べると、長3度の C# がなく、代わりに9度の B・11度の D が入ります。3度がなく、広く開いた響きになります。この押さえ方では、5度の E を省いています。5度は省いても、コードの響きはほとんど変わりません。
A11 からの持ち替えのコツ
A11 とよく一緒に使うコードへの持ち替えです。動かさなくていい指を残すと、速く持ち替えられます。
- A11 → A7:A11 と A7 は共通して押さえる場所がないので、A7 の形を空中で作ってから、指をまとめて弦に下ろします。
- A11 → D:2弦の3フレットは同じ場所ですが、押さえる指が人差し指から薬指に変わります。ほかの指は、D の形を空中で作ってから、指をまとめて弦に下ろします。
A11 と似たコードとの違い
- A11 と A7sus4:A11 は A7sus4 に B を足したコードです。A11 は3度がなく、広く開いた響き、A7sus4 はセブンスの緊張感に、宙に浮いた感じが加わった響きです。
- A11 と A9:違うのは1音だけです。A11 の D が、A9 では C# になります。A11 は3度がなく、広く開いた響き、A9 はセブンスに広がりが加わった、ジャズやファンクでよく使う響きです。